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フルオーダーメイドの結婚指輪制作-2

先日に引き続き結婚指輪制作の工程をご紹介いたします。
ヤスリを使って削りだしたリングの表面はザラザラと荒れています。
そのキズを徐々に細かく研磨しプラチナ独特の光沢感を作っていきます。

フルオーダーマリッジリング(結婚指輪)制作風景1

 

リューターと呼ばれる回転工具を使って徐々にキズを細かくしていきます。

フルオーダーマリッジリング(結婚指輪)制作風景2

 

表面のキズが細かくなりましたら「へらがけ」の工程に入ります。
ツルツルに磨いた鋼の棒をプラチナの表面にしっかりと押し当てて行きます。
この工程によりマットな質感だったプラチナの表面に光沢感が生まれます。

フルオーダーマリッジリング(結婚指輪)制作風景3

 

仕上げの最終工程である「バフ研磨」の様子がこちら。

フルオーダーマリッジリング(結婚指輪)制作風景4

高速で回転する布板「バフ」に研磨剤を付けて形を崩さないように気をつけつつ磨いていきます。
プラチナはこのバフ研磨を行うことで独特の強い金属光沢を引き出す事が出来ます。
完成した結婚指輪はまた明日のブログでご紹介させていただきます。