制作工程をご紹介している過去ブログでも数回登場しているこちらの工具は、
「ローラー」といいます。
歯車がいっぱいですね。
むこう側から地金を通してハンドルを回すと、
手前側に出てきます。
真ん中には平らな面、両端には溝があり、
角溝の部分に地金を通すと、角柱ができます。
通す部分の隙間は調節できるようになっているので、
目指す幅と厚みになるまで、少しずつ薄くしたり細くしたりしていくのです。
工房を覗くとよく見える位置にあるこのローラー、
なかなかの存在感を放っています。