今日は、お預かりしたリングへの加工例をご紹介いたします。
まず、お預かりしたのがこちら。
H様ご夫妻のマリッジリングです。
こちらの2本のうち、1本を溶かして地金にし、
その地金からパーツと石枠を制作。
それらをもう一方のリングに溶接して、
ダイヤモンドを留めると・・
こんな風に華やかになりました。
マーキス・カットと呼ばれる木の葉型のダイヤモンドと、
流れるようにあしらわれたラウンドカットのダイヤモンドの組み合わせは、
マリッジリングに元々入っていた彫り模様のイメージにもぴったりですね。
そして、こちらのアレンジをする際に、ひとつ大切なポイントがありました。
それは、お手持ちのエンゲージリングと重ね着けができること。
エンゲージリングのセンターダイヤモンドが、うまく収まりました。
重ね着けをしていただくことで2本のリングのダイヤモンドが寄り添い、
さらに目映く輝きます。
もとのリングを活かしながらも、
そこに少し手を加えることで、
また新たな気分で着けていただけるようになったのではないでしょうか。
H様、このたびは誠にありがとうございました!