さて今回も引き続き、
スリランカのレポートをお届けします。
お客様や友人にスリランカの話をした時に、
必ずと言っていいほど話題に上ったのが、
食べ物のこと。
「スリランカでは何を食べるの?」と、
出発前から本当によく尋ねられました。
そこで、今日はまず・・
食べ物のこと
ガイドブックなどで事前に情報を得ていたので、
だいたいの予想はついていたのですが、
主な食事はカリーでした。
ただ日本のカレーライスとはちょっと違い、
スパイスを使った煮込み料理はすべて「カリー」と呼ばれるそうです。
「ストリング・ホッパー」という米粉の麺や、
ライスなどとともに、
数種類のカリーを盛り付けていただきます。
こちらはデザートの「ワタラッパン」。
ヤシの蜜やスパイスなどを使って作る、
プリンのようなもの。
旅の間に4回いただいたのですが、
それぞれに少しずつ違いがありました。
きっとお店や家庭ごとに、
こだわりのレシピがあるのかもしれません。
とにかく野菜や果物がとても美味しかったのですが、
スーパーの野菜売り場はこんな感じです。
知らない野菜がたくさんあって、
見ていて楽しかったです。
こちらは、バナナの花です。
これも食材。
そして、スパイス売り場も充実。
通路はスパイシーな香りが漂います。
スパイスやハーブ、野菜や果物など、
その土地で採れるものを一番美味しくいただけるのが、
“カリー”なんだなと感じました。
スリランカの宗教について
外務省によると、
スリランカの人口の7割が仏教徒、
そしてローマン・カトリック教徒、
ヒンドゥ教徒、イスラム教徒がそれぞれ1割前後とのこと。
今回の旅の中で、
私たちは仏教寺院とヒンドゥ教寺院を参拝しました。
まず、仏陀の歯が祀られている「仏歯寺」。
仏歯寺を含めたキャンディの街は、
「聖地キャンディ」として
世界遺産に登録されています。
訪れたのは、ちょうど日が暮れた頃。
ここを過ぎたあたりで靴を脱ぎ、
裸足で参拝します。
蓮の花を供え、
みな熱心に祈りを捧げます。
細部に美しい装飾が。
男性たちの奏でる旋律は、
どこか懐かしくもあり、
心に響くものでした。
そして、別の日に訪れた、
コロンボのヒンドゥ教寺院。
仏教寺院と同じく、
こちらも裸足で参拝します。
晴れの日の屋外は、
地面がかなり熱かったです。
建物に一歩入ると、
空気が一変します。
思わず息を呑む美しさ。
天井の隙間から差込む光が、
スポットライトのように一点を照らします。
2つの宗教の寺院を訪れて感じたことは、
参拝されている方の信心深さ。
それゆえの荘厳な雰囲気は、
日本ではあまり感じることの少ないもののように思いました。
こちらは、中には入っていないのですが、
コロンボの街で見かけたモスク。
独特の建築様式のようです。
今回のブログのテーマはこの2つにしておきます。
次回は、そろそろ宝石の話をしなくては。