当店では時計はお取り扱いがなく、普段はお修理も承っていないのですが、今回お客様からご相談いただいたのは装飾部分のお修理。
2つ付いているダイヤモンドのうちの一つの石枠が破損しており、石が落ちそうなので修理をしたいとのことでした。
時計屋さんでもご相談されたそうなのですが、そちらでは直せないというお話だったそうです。
確認させていただくと・・
上の画像の向きで、手前の爪(ダイヤモンドを押さえる部分)が折れてしまっています。
時計のケースに入っていた刻印を見ると、「14KWG」(14金ホワイトゴールド)でしたので、ご依頼をお受けすることにしました。
作業をする際にはベルトを外し、修理箇所以外を丁寧にマスキングします。
まず、同じ材料の爪を継ぎます。
そして、ダイヤモンドを留め、爪の形成をします。
その後、磨いて光沢を出して、完成です。
無事、石枠の爪ができあがりました。
再度ベルトを取り付けて、お客様にご納品。
お母様から受け継がれた腕時計だとのことで、とても喜んでいただけました。
M様、このたびは誠にありがとうございました。
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