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取り巻きダイヤを3本のリングに

一昨日の4月30日に、korut jewellery worksは11周年を迎えました。

大切なジュエリーの制作やリフォームなどをご依頼くださるお客様をはじめ、普段より支えてくださるすべての皆様、いつも本当にありがとうございます。

定休日だったため、今日から12年目スタートです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて今回ご紹介するのは、K様よりオーダーをいただきお作りしたリングです。

以前お持ち込みリングのリフォームをご依頼くださった際に残っていたダイヤモンドがあったのですが、その石を使って新たなリングを作りたいとのご要望でした。

(前回のリフォームの記事はこちら→オパールの取り巻きリングからのリフォーム

1本のリングにすべての石を使う案も挙がっていたのですが、最終的には3本のリングをお作りすることになりました。

 

完成したリングがこちらです。

プラチナ、ダイヤモンドの指輪

向かって左から、小指用・薬指用・中指用(すべて左手)。

中指用はペアシェイプカットの石を上下の向きを変えて交互に、薬指用はマーキスカットの石を少し傾けて、そして小指用にはマーキスカット5石とペアシェイプカット2石を少し傾けて並べました。

プラチナのベースにカラーレスのダイヤモンドがキラキラと輝きます。

ダイヤの形状や並べ方が少しずつ異なることもあり、3本、2本、1本と、いろいろな組み合わせをお楽しみいただけそうですね。

 

また今回のオーダーの中で、ご要望の一つとして挙げてくださったのが、隣りの指に石が当たらないことでした。

凹凸や余分な厚みがあると気になってしまうとのことで、中指用と薬指用は約1/4周の範囲に石が収まるようにしています。

小指用は大きめのマーキスカット石(右から3石目)が正面になるようにしていただくと、薬指に石が当たらずにご着用いただくことができます。

 

そして、隣り合う指にリングを着けると、リング同士が当たってしまう場合もあります。

実際に私自身も中指と薬指に同時に着けると当たってしまうこともあり、お打ち合わせ時にK様にも確認をさせていただきました。

サンプルリングでお試しいただいたところ、想定していた程度の幅のリングであれば当たらずにご着用いただくことができたため、ご希望通りに進めることができました。

 

完成後に実際にご着用いただくと、ダイヤモンドのラインが小指から中指まで続いているようで、とても素敵で良くお似合いでした。

気に入っていただけましたようで、とても嬉しく思います。

 

K様、今回も本当にありがとうございました。

 

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