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スフェーンのピアスチャーム

今回ご紹介するのは、U様からご依頼をいただき制作したピアスです。

お父様から受け継がれたカフリンクスからのリフォームをご希望でした。

 

リフォーム前のカフリンクスがこちら。

リフォーム前/珊瑚のカフリンクス

直径10ミリ強の珠は、おそらく珊瑚。

こちらに別の石を合わせたいというご要望をいただき、色味のお好みを伺いながらいろいろな石をご覧いただきました。

その中で気に入ってくださったのが、スフェーン。

7月の誕生石でもあるスフェーンは、見る角度によって異なる色に見える多色性と、ダイヤモンドよりも強いファイア(虹色の分散光)が魅力の石です。

そして、組み合わせ方や、金属の種類などのご希望を伺い、デザインが決定しました。

 

完成したピアスがこちらです。

リフォーム後/珊瑚のピアスとスフェーンのピアスチャーム

スフェーンは屈折率も高いため、光を当てるとキラキラと虹色に輝き、とても目を引きます。

金属部分は、すべてK18イエローゴールドで仕立てました。

 

そして、実は・・

リフォーム後/K18YG珊瑚ピアス

ブログタイトルでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、スフェーンはピアスチャームとして仕立てており、外すことができます。

 

リフォーム後/珊瑚のピアスとスフェーンのピアスチャーム

横から見るとこのような感じ。

ピアスチャームというとチェーンで石枠を吊り下げるタイプも多いのですが、珠とスフェーンの間隔などのご希望を伺い、こちらのタイプでお作りすることになりました。

別のピアスに(サイズはかなり限定されますが・・)こちらのチャームを付けていただくことも可能ですので、いろいろとお楽しみいただければと思います。

 

U様、このたびは誠にありがとうございました。

 

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