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一文字リングのリフォーム

今日は30度近くまで気温が上がったようですね。

急に半袖の季節がやってきて、気持ちも準備も追いついていない感じがします。

 

さて今回ご紹介するのは、S様からご依頼いただきましたリフォームです。

お祖母様から受け継がれたリングの石を使用し、新たなリングを作りたいとのご希望でした。

 

お預かりしたリングがこちら。

リフォーム前/Pt・ダイヤモンドの一文字リング

スクエアカットのダイヤモンドが5石並んだ、「一文字リング」と呼ばれるタイプ。

唐草の装飾が入った高さのある石座は、昭和の時代によく作られたデザインです。

 

この石をすべて使用し、新しくお作りしたリングがこちらです。

リフォーム後/K18YGダイヤモンドリング

K18イエローゴールドで仕立てて、表面は艶消し仕上げに。

ダイヤモンドのセッティングは高さを抑え、出っ張りを少なくしています。

また、石を抑える爪には丸みを持たせて、元のリングの四角い爪と比べて柔らかい印象になりました。

 

リフォーム後/K18YGダイヤモンドリング

リング幅は、トップから手の平側に向かって絞っています。

ダイヤモンドの数や並べ方は元のリングと同じなのですが、金種や細かい仕様の変化によって印象は大きく変わりました。

 

リングをお納めした後にいただいたメールからも大変気に入ってくださっている様子が伝わり、とてもうれしく思います。

お祖母様の大切なリングが、次の世代に受け継がれて再び大切にされるというのは、とても素敵なことですね。

長くご愛用いただけましたら幸いです。

S様、このたびは誠にありがとうございました。

 

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